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１８４． ページ34
『ふむ……取れなくなっているね』
円「リカ、そっちは？」
リ「ホンマや、うちも全然取れへんっ
あのおっさん、とっ捕まえて文句ゆーたる！」
塔「何が”伝承の鍵”だよ！とんだ不良品じゃん！」
その時、夏未とAが塔子の言葉に反応した。
夏「ちょっと待って！今、何て言ったの？」
塔「え？だから、不良品……」
夏「じゃなくて、なんとかの鍵ってっ」
塔「伝承の鍵……天と地の王がどうのこうのって言ってた」
円「夏未、知ってるのか？」
夏「もしかかするとそれは、ライオコット島に伝わる魔王伝説と関わりがあるかも」
IJ「「魔王伝説ぅ！？」」
『へぇ〜もしこれが本物なら、すごい代物だよ』
Aは他人事のように自分の腕についたリングを見てそう呟いた。
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年9月14日 20時
