夜桜の木の下には彼女がいた～エイリア学園編～ (ページ2)

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２．ページ2

FFをフロンティアを優勝した雷門中。

影山に誘拐されていた弟を助け出したAは、皆と一旦わかれ病院に太陽を連れて行った。

病院に到着すると、太陽は早速検査をするために連れて行かれた。

Aはその間、病院で待つことにした。

すると前から優一が車椅子に乗ってやってきた。

優「Aさん、優勝おめでとうございます！」

『ありがとう優一君』

優「太陽君も元気そうで何よりです。安心しました」

『心配してくれてありがとう。もうこんなことが起こらないようにしないとな』

するとその時、後ろから太陽が飛びついてきた。

太「A姉！検査終わったよ！」

『太陽；本当にお前は元気なやつだな』

Aは太陽をそのまま肩車した。太陽は喜んでいた。

その時、突然大きな揺れが発生した。

『っなに！』

Aは危ないと思い咄嗟に優一と太陽に覆い被さった。

しばらくすると揺れは収まった。

『何だったんだ……地震？

二人とも大丈夫か？』

優「大丈夫ですっ」

太「うぅ……怖いよ……」

怯えている様子の太陽の頭を撫でながら周囲を見渡す。その時窓の外に目線を向けた。

外を見ると、雷門中の方から煙があがっていた。

『嫌な予感がする……太陽、優一、病院で大人しくしていろ。私は学校に向かうっ』

太「A姉、気をつけてね……」

優「太陽君は僕が見てますっ」

『よろしくね』

Aはそう言うと急いで雷門中に向かった。