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充「それでも、俺が誰かを傷つけようとしたことには……」
野「僕のことは守ってくれたじゃないか」
充「俺にはできなかった……サッカーで命を奪うなんて……」
野「安心して。僕の頭が危険だという話は君を惑わすための嘘だから」
充「えっ？」
IJ「「えぇ！？」」
一星はその言葉に顔をあげ驚いた顔で野坂を見た。他の皆も驚いたような顔をしていた。
野「僕の身体に何も問題はないよ。それに、それでも君が僕を守ってくれたことに変わりはない。
ありがとう、一星君」
充「の、野坂……」
稲「一星、何やってんだよ。お前は悪い奴じゃない。プレーを見ればわかる。
どうして俺達に何も話してくれないんだ？」
ヒ「弟が病気なんだよな？で、手術代を工面してもらうためにオリオンの連中に従っている。
そうだよな？」
充「っ……」
ヒ「お前の弟の手術代、俺が親父に頼んで借りてやるよ」
充「えっ……あ…そんな金、俺には返す宛ても……」
ヒ「お前は今のサッカービジネスの大きさを知らないのか？」
基「ヒロトの言う通りだ。もし俺達が世界大会で優勝すれば、大会スポンサーから賞金が出る」
ヒ「それで手術代は余裕で返せるはずだ。それに、俺達なら絶対に優勝できる。そう思わねぇか？」
野「少し待ってくれないか？」
野坂が一星とヒロトの間に入ってそう言う。
ヒ「なんだ？」
野「その必要はあるのかな？そもそも、一星君は、誰を助けようとしているのかな？」
ヒ「弟だろ？」
『ここから先は私が説明するよ』
Aはそう言って一星の隣に腰掛けた。
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月奈 - 久しぶりに読みましたが、とても面白かったです。続きも頑張ってください。 (2019年10月18日 18時) (
レス) id: d43d89ba6b (このIDを非表示/違反報告)
鈴丸 - 初めまして！このお話を読ませてもらっています。更新停止になっておりますが大丈夫ですか？ (2019年10月10日 17時) (レス) id: ba65a03c45 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - ふつくしいイラスト…眩しすぎて目が…！！ (2019年9月3日 21時) (レス) id: d55f453f72 (このIDを非表示/違反報告)
ラミア(プロフ) - お話読ませてもらってます！ 夢主のドレスめっちゃいいです！ とてもカッコ可愛いっていう感じですね！！続き楽しみにしています！！ (2019年9月3日 17時) (レス) id: be88fed4af (このIDを非表示/違反報告)
クッキー - すごいいいお話です。これからも頑張ってください。 (2019年9月1日 15時) (レス) id: 1630363076 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年8月27日 15時
