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88. ページ38

?「どうして俺がいるってわかったのかな?」









『気配ダダ漏れだったからねぇ。それよりこの前聞きそびれちゃったんだけど、君の名前は?』









?「あぁ……確かに自己紹介がまだだったね」









男の子はAの前に立った。









グ「俺はエイリア学園マスターランクチーム、ガイアのキャプテンのグランさ。よろしくね、鬼道Aさん」









『グラン、ねぇ……よろしくはしないでおくよ』









グ「賢いんだね、君」









『世渡り上手なだけだよ。君もだろう?うちのキャプテンに近づいて、一体何をしたいのかな君は』









グ「何のことかなぁ」









『漫遊寺で君が円堂と接触していたことを、私が知らないとでも思っているのかい?









フフ、君は嘘が下手な種族の宇宙人なのかな』









Aがそう言うとグランは少し睨みつける。









そして少しの沈黙が流れた時、再びAの携帯に着信が入る。









Aは携帯を取りだして電話に出た。









『もしも……』








春《Aさん今どこですか!?》









『えぇ?今かい?』









春《色々あって大変なことになっているんです!早く戻ってきてください!》









『落ち着き給えよ春奈ちゃん。何が大変なのかは知らないけど、とりあえず結論から言ってくれるかい?』









春《一之瀬先輩が結婚してお好み焼き屋さんになってしまいそうなんです!》









『……世紀の大問題じゃないか』









春《そうなんです!近くのグラウンドに皆集まっていますので早く来て下さいね!》









そこで電話が切れた。









グ「どうやら、楽しいお喋りもここまでのようだね」









『そうみたいだね』









グ「じゃあ俺も帰るとするよ。またねAさん」









『二度と会いたくはないけどね』









グランはそのまま黒いサッカーボールを使って消えていった。









『さて……一之瀬君を助けに行くとしようか』

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ベルモット - 続き読みました。このまま進んでいきますと夢主も大人時代になりますよね。結婚相手とか誰になるのかなぁ?接触している、既に、(あっ)あの人かも。楽しみにしています。大人編を。 (2019年8月25日 4時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
こっちー(プロフ) - 毎日楽しく見てますこれからも頑張ってください!元々好きだった帝国イレブンがもっと好きになりましたありがとうございます! (2019年8月23日 18時) (レス) id: 05cc57f5e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年8月22日 17時

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