検索窓
今日:3 hit、昨日:53 hit、合計:214,423 hit

19. ページ19

前半を終え、有人は皆にエイリア学園の攻撃パターンについて話をしていた。









皆が後半に向け意気込んでいる時、瞳子監督が声をあげた。









瞳「甘いわね。確かに鬼道君の言うとおり、ジェミニストームの攻撃には一定のパターンがある」









秋「監督も気付いていたんですか?」









瞳「見てればわかります」









秋「す、すみません……」









『君達、今自分達がどんな状態かわかってはいるのかい?』









Aがそう言うと皆は頭に疑問符を浮かべる。









『今の君達じゃ、相手のスピードにはついていけない。攻撃パターンがわかったところで倒せる相手じゃないのだよ』









円「じゃあどうしろって言うんだよ?」









瞳「こちらのDFを全てあげて全員攻撃するのよ」









Aの横に立って瞳子はそう言った。皆は勿論のごとく不満げな顔になる。









土「そんなにあげるんですか?」









風「でもそれじゃあDFがいないも同然!それこそやつらに抜かれでもしたら終わりじゃないですか!」









瞳「だったら抜かれないようにすることね」









瞳子はそれ以上何も言わなかった。









塔「何なのあの監督!」









円「俺もよくわかんないんだけどさ……でもまぁ、とにかくやってみようぜ!









SPフィクサーズに勝てたのも、監督の作戦があったからなんだしさ!」









風「Aっ、他の作戦はないのかっ!?」









染「そうだぜ!こんなの納得できるかよ!」









『私に言われてもね……とにかく、監督の作戦通りにまずはやってみたらどうだい?









試合をしながら監督の意図に気付けばいいんじゃないかい?』









染「お前がそう言うなら……」









風「わかったよ……」









皆は不安を抱えながらフィールドに戻った。

20.→←18.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
266人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マナ - 質問よろしいでしょうか? (2021年4月17日 18時) (レス) id: 9e471035c6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年8月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。