自称神彼氏とチンピラ彼女

１２． ページ12

有「あ！そうだ！折角ですし、これからサッカー部に来てもらいましょうよキャプテン！」









照「うん、それは良い考えだね」









『サッカー部ゥ？興味ねーよ、帰る』









照「まぁそう言わずに。見ればきっと君も気に入ると思うよ」









帰ろうとするAの肩を強く掴みながら照美はそう言った。









『(こいつマジで力強ぇ……；)わーったよ！行きゃいいんだろ！』









Aは不機嫌そうに照美の手を振り払い歩き出した。









有「平良せんぱーい！そっち部室じゃないですよー！」









『早く言えよ！！』









Aはズカズカと部室の方へ歩き出した。









有「方向音痴な先輩も素敵ですね〜」









照「そ、そうだね；」









『おい！さっさと来やがれ！トロいんだよ！』









照「フフ、お姫様のお呼びだ。僕達も行こうか」









有「はい！」

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