２０． ページ20
鬼「久しぶりだなA」
鬼道がようやく口を開く。
『あ、あぁ……；』
鬼「何故ここ数ヶ月一度も連絡を寄越さなかったのか訳を話してもらおうか」
鬼道の底知れない圧力にAは縮こまる。
『その……私実は雷門をやめて……；』
鬼「何だと？」
鬼道の圧力が更に増す。
『永世学園っていうところで今は強化委員としての役目を全うしてるんだよ！；
これ本当だから！；だから詰め寄ってくるな！；』
Aがそう言うと鬼道はAから離れソファに座り直した。
鬼「永世と言えば、最近できたばかりのサッカーチームで、急速に成長しているところだと聞いている。
真逆お前がそこにいたとはな」
『永世の監督から連絡が来てね。そこの理事長とは昔からの知り合いだし、退屈してたからOK出しただけなんだ』
鬼「ほう……それも、面倒くさがりのお前が自ら動こうとするとは、これはいずれ槍でも振ってきそうだな」
『ははは、バカにしてるでしょ』
鬼「真逆」
Aは乾いた笑い声を鬼道に向けた。鬼道は慣れたようにそれを躱した。
鬼「明日、雷門中と御影専農中との試合がある。お前も暇ならこい。てゆーか連れていく」
『好きにしろ。どうせ明日は永世も基礎トレの日だから私がいなくとも大丈夫だろうし』
鬼「それじゃあ明日、迎えに来よう」
そう言って鬼道は席を立った。
箕「鬼道様、お迎えが来ております」
鬼「あぁ。じゃあまた明日、A」
『あぁ、おやすみ』
Aはソファにだらしなく寝転び鬼道が出て行くのを見送った。
『雷門か……彼らがもっと強くなってくれれば、ヒロトも少しはマシな人間になるのかねぇ』
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ベルモット - 梅こんぶさん» 夢主人公がベルナルドに捕まって操り人形的な試合が見て見たいです。アフロディと夢主人公の関係性的な事も。 (2019年6月30日 21時) (
レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
氷夜 - イナクロは残念だけどアレス楽しみです (2019年5月27日 20時) (レス) id: 968d011fe0 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - 名無しさん» それは嬉しいです！ありがとうございます！楽しみにしていますね！ (2019年5月25日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ラルハさん» ありがとうございます！ (2019年5月25日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 夜分に失礼します梅こんぶさんのイラスト拝見致しましたとてもかっこよく美しい女性で憧れます私も絵を描きましたがもしご迷惑なければと思いますイラスト許可が直ったらそちらに送ります！(長文でごめんなさい。) (2019年5月24日 23時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年5月22日 16時
