１４２． ページ42
それからしばらくして、Aは寮の暑さに耐えかね寮の外に出ていった。
『あ”〜〜。最初から外に出ときゃよかった。
涼しい〜〜〜！もう今日は外で寝ようかな』
そんなことを呟きながら歩いていると、不意に後ろからこちらへ向かってくる足音が聞こえてくる。
何事かと振り返ると、こちらへ向かってクルーウェル先生とヴィルがスタスタと歩いてきていた。
Aはその２人が揃っていることで嫌な予感を察知し、走って逃げ出した。
「あ、逃げたわあの子！」
「さすがに勘づかれたか。逃げ足の速い仔犬だ。
絶対に逃すなシェーンハイト」
そう言うとクルーウェル先生とヴィルは、Aを追いかけ始めた。
『な、なんで僕追いかけられてんの！？何かしました！？ねぇ何かしましたかって！？』
「つか速ぇ！！」と叫びながらAは全速力でその２人から逃げる。
恐ろしい程の美形の２人が全力で追いかけていく姿は、恐怖でしかなかった。
そしてAは体力負けして２人にあっさり捕まってしまった。
『いや……本当どうなってんスかアンタら……
先生に至ってはもう３０越えてんでしょう……どこにそんな体力あるんだよ……』
「俺を舐めるなよ、バッドガール」
「さて、一緒に来て貰うわよ。全ては、『ティアラも視線も独り占め大作戦』を成功させるためよ！」
『僕には関係のないことだー！！！』
Aは暴れてみるが、１８０ｃｍ越えの男２人にがっしり捕まえられそのまま連行されていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 680人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (
レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ！(ﾎﾞｿｯ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月4日 22時
