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137. ページ37

「本年度の『ハッピービーンズデー』……

勝利したのは…………怪物チームだ!」



バルガスのその言葉に、怪物チームの生徒たちが喜びの声をあげる。



『だぁぁぁあああ!!もう1回!もう1回チャンスをくれぇええ!!』


「往生際が悪いですよ、Aさん」


「雛ペンちゃんやる気なかったのにどうしたの〜?」



Aはバルガスの足にしがみつきながら「もう1回!あと30秒だけ!」と叫んでいるが、バルガスは気にせず話を続ける。



「怪物チームと、勝利に貢献したアーシェングロット、ハウル両名には特別賞を進呈する」


「ありがとうございます」


「フン……」


『クソッ!アズールめぇ!!』



アズールは悔しがっているAを見て満足げな顔をしていた。



『時間切れにさえなっていなければ……確実に竪琴に触れたのに……』



あの後、最後の1人としてコロシアムを駆け回っていたAは、もう少しで竪琴に触れられるというところで時間切れの合図が鳴り響き敗北してしまったのだ。



「Aさん、言いましたよね。負けたらお仕置きです、と」


『で、でも僕頑張った……』


「約束は約束ですので」



そう言ってジェイドがにっこり笑うが、その笑みはAにとっては悪魔の微笑みにしか見えなかった。


しかしそこで間に入ってきたのは、まさかのジャックだった。

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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ!(ボソッ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年8月4日 22時

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