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「……はぁ〜〜〜〜っ、やっといなくなった!アズール氏怖すぎでは?
……で、ジェイド氏とA氏はまじでどこに消えちゃったの?」
「ふふ、”ここ”だよ」
サムはそう言って、店の大型冷凍庫を指刺し扉を開く。
すると、中からジェイドとAが冷気を帯びた状態で出てきた。
「ふぅ、サムさん、扉を開けてくださってありがとうございます」
『さ、ささささ寒いっ……』
Aは冷凍庫から出た後も寒さで震えていた。
「うわっ、すごい冷気……!そんな保湿性が低い装備で気温マイナス10度の世界へ飛び込むなんて正気を疑いますぞ」
『いや、本当そそそそそれ……っ』
「ふふ、僕は北の深海育ちですから、冷凍庫内の寒さは心地良いくらいなんです」
『お前は心地良くても僕は寒さで死ぬかと思ったよ!!イデアせんぱーい!その髪で暖まらせてぇ〜!!』
Aはイデアの燃えている髪の毛に近づいて暖を取っていた。
「ちょ、A氏……!?」
『暖けー……』
「(や、役得でござるな……)」
イデアは自分の髪で暖まっているAを見て頬を赤くさせた。
しかしAはすぐにジェイドに引き剥がされてしまった。
『何すんだこのウツボ!お前冷たいんだよ!!』
「心が温かい証拠でしょうか。僕と抱き合っていれば、次第に暖まりますよ」
『あークソ悔しい!!ちょっと暖かくなってきやがったァ!!』
Aは大人しくジェイドに抱かれていた。
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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ!(ボソッ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年8月4日 22時