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60. ページ10

『まぁ、お前達がどうやってその契約書を破くのか……







方法がわかったら是非僕にも教えてくれると助かるよ』







「だったらオメーも一緒に協力するんだゾ!」







グリムがAを見てそう言うが、Aは恍けた顔をした。







『僕は能動的に忙しい身だからな。他のことまでに動いている暇はないんだよ。







それじゃあな。精々頑張れ』








Aはそう言うとユウたちから離れ教室へ向かおうと去って行った。








曲がり角に差し掛かった時、Aの目の前に立ちはだかる二つの影。








「クマノミちゃ〜ん。さっき小エビちゃんとアザラシちゃんと何の話してたの〜?」







「よろしければ、僕たちに先ほどの話の内容を聞かせてくれませんか?






Aさんのお好きな、ハーブティーでも飲みながら」









Aの目の前には、リーチ兄弟がAを見下ろす形で圧をかけてきた。









その辺の生徒ならば、この二人の圧に怯んで口にローションでも塗られたかのように口が滑りやすくなる。







しかしAは二人を目の前にしてもなお、余裕の表情を一切崩さなかった。









『悪いが、お断りだ。言わない方が、面白そうだからな』








Aはそう言うと二人の間を通って去って行った。









その後ろからは、フロイドの舌打ちが聞こえてきていた。

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らむくん(プロフ) - やだッッッ!!お前すきッッッ(帰れ (2020年7月13日 19時) (レス) id: 4eb72e88f0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人B - 続編おめでとう御座いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ((うるせえ (2020年7月13日 16時) (レス) id: 655b6dff02 (このIDを非表示/違反報告)
蝶凛 - 続編おめでとうございます!無理をせずに更新頑張ってください! (2020年7月12日 22時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年7月12日 21時

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