９９． ページ49
それからA達はその後、部屋に戻って話を始めた。
「お疲れ様でしたジェイド、Aさん。カリムさんとは”お話”できましたか？」
「はい。やはり、アズールの予想通りでした」
『あぁ。おそらく＿＿＿カリムは誰かに魔法で洗脳され、操られている』
Aがそう言うとユウとグリムは驚く。
「洗脳〜〜！？」
「操られている……？」
「そんなことできんのか？」
「ラギーさんのように身体を操る魔法とは別に、精神を乗っ取るタイプの催眠魔法も存在はします。
しかし身体を操るものよりかなり高度な技術と魔力を必要とするので、使用できる魔法士はかなり限られていますが……」
「アズール並の魔力とテクがないとやれないよね」
「僕でも人間のように自我が確立している生き物を操るのは、難しいと思いますよ」
アズール達は気難しい顔をしてそう話す。
「でも、アズールみたいにスゴいヤツ、スカラビアにはいない気がするんだゾ。
カリムのユニーク魔法も、水が出るだけの大したことねーヤツだったし。
ジャミルも成績は１０段階のオール５って言ってたんだぞ」
『それはどうだろうな。能ある鷹は爪を隠すと言うからな』
Aは口元に手を置いて低い声でそう呟いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 877人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らむくん(プロフ) - やだｯｯｯ!!お前すきｯｯｯ（帰れ (2020年7月13日 19時) (
レス) id: 4eb72e88f0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人B - 続編おめでとう御座いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ((うるせえ (2020年7月13日 16時) (レス) id: 655b6dff02 (このIDを非表示/違反報告)
蝶凛 - 続編おめでとうございます！無理をせずに更新頑張ってください！ (2020年7月12日 22時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年7月12日 21時
