５４． ページ4
その日の夜。Aは夜にしか摘むことのできないと言われているハーブを植物園に採取しに来ていた。
『そろそろ出来上がる頃だが……おぉ、ちゃんと出来ているな。
さて、さっさと持って帰って眠るとするか。あまり遅すぎても寮長に叱られる』
Aはハーブを摘み取り寮に帰ろうとした。
寮に帰るのに一番の近道は、オンボロ寮の脇を通って帰る道。Aはそこを通って帰ることにした。
その時、オンボロ寮の前でユウたちが屯しているのが見えた。
『お前達、こんな夜中にここで何をしているんだ？』
「クルーウェル先輩！？驚かさないでくださいよっ……」
デュースが後ろから話しかけられ驚いてそう言う。
『何だ。人をお化けでも見るかのような顔をして。
……ん？ユウ、お前、なんでそんな荷物を持ってる？転寮でもするのか？』
Aがそう問いかけると、ユウは理由を話した。
聞けば、イソギンチャクたちを解放するために、オンボロ寮を担保にアズールと契約したらしい。
それを聞いたAは溜息しか出てこなかった。
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らむくん(プロフ) - やだｯｯｯ!!お前すきｯｯｯ（帰れ (2020年7月13日 19時) (
レス) id: 4eb72e88f0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人B - 続編おめでとう御座いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ((うるせえ (2020年7月13日 16時) (レス) id: 655b6dff02 (このIDを非表示/違反報告)
蝶凛 - 続編おめでとうございます！無理をせずに更新頑張ってください！ (2020年7月12日 22時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年7月12日 21時
