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グリム「そこのニンゲンと違ってオレ様は魔法が使えるんだゾ!だから代わりにオレ様を学校に入れろ!








魔法ならとびっきりのを今見せてやるんだゾ!」









?「みんな伏せて!」









その瞬間、グリムは青い炎を鏡の間で吹き出した。









?「うわあ!!あちちちっ!尻に火が!」









クロウリー「このままでは学園が火の海です!誰かあの狸を捕まえてください!」









クロウリーがそう言うもすぐに動き出す者は1人もいなく、Aはその様子を見ていることしかできなかった。









?「チッ……かったりぃな」







?「アラ、狩りはお得意でしょ?まるまる太った絶好のオヤツじゃない」







?「なんで俺が。テメェがやれよ」








あろうことかこの非常事態に言い争いを始める者もいた。








?「クロウリー先生、おまかせください。







いたいけな小動物をいたぶって捕獲するというみなさんが嫌がる役目、この僕が請け負います」








?「さすがアズール氏。内心の点数稼ぎキマシタワー」








?「なあ、誰かオレのケツの火ぃ消してくれてもよくねえ!?」









クロウリー「みなさん、私の話聞いてます!?」









クロウリーは自由な生徒らに向けそう言う。









?「はぁ…。狸捕まえるくらいアンタがやりゃいいだろ、センセー」









グリム「オレ様は狸じゃねーって何度言わせるんだゾ!








偉大なる魔法士になる男・グリムとはオレ様のことだゾー!」








グリムはそう言って炎を吹き続ける。









アズール「威勢のいい小動物ですね。リドルさん、お願いできますか?」









リドル「違反者は見逃せないからね。さっさと済ませるとしよう」

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年6月30日 17時

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