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デュース「そんな!どうかそれだけはお許しください!俺はこの学校でやらなきゃいけないことがあるんです!」
クロウリー「馬鹿な真似をした自分を恨むんですね」
デュース「許していただけるなら弁償でもなんでもします!」
デュースが必死にクロウリーに懇願する。
クロウリー「このシャンデリアはただのシャンデリアではありません。
魔法を動力源とし永遠に尽きない蝋燭に炎が灯る魔法のシャンデリア。伝説の魔法道具マイスターに作らせた逸品です。
学園設立当時からずっと大切に受け継がれてきたというのに……歴史的価値を考えれば、10億マドルは下らない品物ですよ。
それを弁償できるとでも?」
デュース「じゅ、10億マドル……!?」
エース「で、でもさ、先生の魔法でパパッと直せちゃったりとか……」
クロウリー「魔法は万能ではありません。しかも、魔法道具の心臓とも呼べる魔法石が割れてしまった。
魔法石に二つと同じものはない。もう二度とこのシャンデリアに光が灯ることはないでしょう」
エース「そんなぁ……」
デュース「ちくしょう……なにやってんだ俺は……母さんになんて言えば……」
二人はしょぼくれた顔で落ち込んでいる様子だった。
そんな時、クロウリーが声をあげた。
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年6月30日 17時