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クロウリー「困りましたねえ。魔法を使えない者をこの学園に置いておくわけにはいかない。
しかし保護者に連絡もつかない無一文の若者を放り出すのは教育者として非常に胸が痛みます。
私、優しいので。う〜ん…………そうだ!」
クロウリーは何か閃いたかのような声音でAを見つめてくる。
クロウリー「学園内に今は使われてない建物があります。
昔、寮として使われていた建物なので掃除すれば寝泊まりくらいはできるはずです。
そこであれば、しばらく宿として貸し出して上げましょう!
その間に貴方が元いた場所に帰れる方法を探るのです。
あ〜なんて優しいんでしょう私!教育者の鑑ですね」
『自分で言うんだ……』
Aは呆れた顔でクロウリーを見つめていた。
クロウリー「では善は急げです。寮へ向かいましょう。
少し古いですが、趣のある建物ですよ」
そう言われ、Aはその寮へ案内された。
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年6月30日 17時