検索窓
今日:11 hit、昨日:9 hit、合計:94,456 hit

ページ12

クロウリー「困りましたねえ。魔法を使えない者をこの学園に置いておくわけにはいかない。







しかし保護者に連絡もつかない無一文の若者を放り出すのは教育者として非常に胸が痛みます。








私、優しいので。う〜ん…………そうだ!」









クロウリーは何か閃いたかのような声音でAを見つめてくる。









クロウリー「学園内に今は使われてない建物があります。









昔、寮として使われていた建物なので掃除すれば寝泊まりくらいはできるはずです。









そこであれば、しばらく宿として貸し出して上げましょう!









その間に貴方が元いた場所に帰れる方法を探るのです。









あ〜なんて優しいんでしょう私!教育者の鑑ですね」









『自分で言うんだ……』









Aは呆れた顔でクロウリーを見つめていた。









クロウリー「では善は急げです。寮へ向かいましょう。








少し古いですが、趣のある建物ですよ」









そう言われ、Aはその寮へ案内された。

Prologue.5→←Prologue.4



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年6月30日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。