人の皮を被った鬼捌【ヒロアカ】 (ページ8)

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それから週末、A達は相澤の引率のもと、エリちゃんもとへやってきた。

緑谷「会いに来れなくてゴメンね」

通形「フルーツの盛り合わせ！よかったら食べて！

好きなフルーツある！？俺当てていい！？ももでしょ！？ピーチっぽいもんね！」

エリ「リンゴ」

通形「だと思ったよね！

付喪さん！リンゴとか剥けたりする？」

通形は相澤の後ろでひっそりと立っているAにそう問いかけた。

『あ、はい。貸して下さい』

Aは通形からリンゴを受け取ってその場でリンゴをむき始めた。

Aの手際は良く、エリも興味津々にリンゴを剥いているAを見ていた。

『よし…これでいいですか？』

通形「うさぎリンゴ！やったねエリちゃん！うさぎさんだよ！」

緑谷「やっぱり手先が器用だねAさんは」

『そう？』

Aはリンゴを机の上に置くと、エリからまた少しだけ離れた位置に立って見守っていた。

相澤「…遠くないか？」

『いや、近づいて拒絶されたらショックですし』

相澤「そういうの気にするタイプなんだなお前って」

『私結構打たれ弱いんですからね』