人の皮を被った鬼捌【ヒロアカ】 (ページ50)

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４００．ページ50

エリちゃんと部屋に戻り、絵を描いたりして遊んではいるものの、耳は外のテレビに集中していた。

それからしばらくして＿＿＿＿＿＿＿＿＿

《エンデヴァーーーー！！スタンディング！！立っています！！勝利の！！いえ！！始まりのスタンディングですっ！！》

その知らせを聞いてAは深い溜息をついた。

エリ「どうしたの？」

『いいえ、何でもないのよ』

Aは耳を塞いで、もう何も聞かないようにした。

『(ナンバー１が、そう簡単にくたばるなんて許しませんよ、エンデヴァーさん)』

オールマイト「Aちゃん、終ったみたいだよ。もう大丈夫だ」

『そうですか…大丈夫ですか？腹部。さっきからずっとおさえてますけど』

オールマイト「あ、あぁ…大丈夫さ。そろそろAちゃんも寮に戻りなさい」

『そうですね。じゃあねエリちゃん。また来るわ』

エリ「ハイっ」

Aは手を振って寮へと帰っていった。

寮へ戻ってくると、Aは安心したのか足の力が抜け入口で座り込…めなかった。

爆豪「何してんだよ」

『爆豪少年…ごめん、ちょっとそのまま支えてて…立てないの…』

その瞬間爆豪はAを担ぎ上げソファに放り投げた。

『あの…もう少し優しくすることは…』

爆豪「あぁ？文句あんのか！？」

『ないです…』

Aは面倒なのでそれ以上何も言わないことにした。