人の皮を被った鬼捌【ヒロアカ】 (ページ37)

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《さぁ美しい自信のコスチュームを身に纏った姿で登場した付喪Aさん！

それではパフォーマンスをどうぞ！！》

観客は興味津々にAを見つめる。

『では…私の、新たな技を皆さんにお披露目します』

緑谷「(新技？一体どんな…)」

その時、Aは腰の刀を抜き、その場で深く息を吸い込み力を込め始めた。

力がこもっていくと、その場には力が強く空間が揺れ始める。

「な、なんだっ！？」「なにが起るんだ！？」

その時、Aの身体が光り出した。

緑谷「まさかっ！？」

その瞬間、Aの身体の左半身に赤い模様が浮かびあがり、牙が生え、黒い鬼のような角が１本生えてきた。

瞳を明ければ、左目が赤くなっており、その姿を見て緑谷や一部の者達が驚愕する。

麗日「あの姿って…っ」

梅雨「えぇ…っ、でもっ」

緑谷「半分、だけ…？」

その姿は、以前一度だけ見せた鬼の姿が身体の半分にだけ現われていた。

『これが新技…鬼神！』

Aは笑ってその場に立っていた。