人の皮を被った鬼陸【ヒロアカ】 (ページ46)

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その後、Aと相澤は、緑谷達のいる場所にやってくると、そこには暗い表情で静かな緑谷達がいた。

相澤「…通夜でもしてんのか」

『察してあげてくださいよ、イレイザーヘッド』

梅雨「先生！」

麗日「Aちゃんも」

皆がAと相澤の方に視線を移した。

相澤「あ、学外ではイレイザーヘッドで通せ。

いやァしかし…今日は君達のインターン中止を提言する予定だったんだがなァ…」

相澤はそう言いながらAを横目で見ていた。Aはいつも通りの笑顔で微笑んでいた。

切島「ええ！？今さらなんで！！」

相澤「連合が関わってくる可能性があると聞かされたろ。話は変わってくる。

付喪とも今さっきその話をしてきたばっかりだ」

麗日「えぇっ…そんな…」

相澤「ただなァ……緑谷、おまえはまだ俺の信頼を取り戻せていないんだよ。

残念なことに、ここで止めたらおまえはまた飛び出してしまうと俺は確信してしまった。

俺が見ておく。するなら正規の活躍をしよう、緑谷。わかったか、問題児」

緑谷は相澤の言葉に強く頷いた。

『イレイザーも大変ですねぇ。私と問題児、両方見なきゃいけないなんて～』

相澤「苦労が絶えないよ。

気休めを言う。掴み損ねたその手は、エリちゃんにとって必ずしも絶望だったとは限らない。

前向いていこう」

緑谷「はい！！」

切島「俺…イレイザーヘッドに一生ついていきます！」

相澤「一生はやめてくれ」

切島「すいァっせん！！」