人の皮を被った鬼肆【ヒロアカ】 (ページ47)

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それから８月中旬。今日から始まる寮生活、Aはオールマイトと共に雄英へ向かっていった。

久々に着る雄英の制服に身を包み外を歩けば、街ゆく人達がAとオールマイトを見かけて手を振ってくる。

『……オールマイトが引退しても、国民の心の中ではまだ貴方がナンバー１なんですね』

オールマイト「何とも言えないな、今は……」

そして雄英に到着した。

オールマイト「それじゃあ、寮はあっちだからね。私も自分の寮へ向かうとするよ。

これまで一緒に暮らしてきた分、別々に暮らすのはとても不思議な感覚だが……」

『別々に暮らしても、離れるわけじゃないでしょう。しんみりしてる場合じゃないですよ。

早く部屋戻って怪我人は大人しくしててください。それじゃあ、行ってきます』

Aはいつも通りの笑みを浮かべてＡ組の寮へ向かった。

オールマイト「離れるわけじゃない……まぁ、それもそうだね」