人の皮を被った鬼肆【ヒロアカ】 (ページ30)

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ＡＦＯ「さぁ行け」

死柄木「先生は…」

その時、吹き飛ばされたオールマイトが戻りオール・フォー・ワンとぶつかる。

オールマイト「逃がさん！！」

ＡＦＯ「常に考えろ弔、君はまだまだ成長できるんだ」

二人の衝突でここら一帯に衝撃が伝わる。

コンプレス「行こう死柄木！あのパイプ仮面がオールマイトを食い止めてくれてる間にコマ持ってよ！」

するとAと爆豪の周りを敵が囲んだ。

爆豪「めんっ…ドクセー」

『その辺の敵と同じ扱いしたらダメよ。連中、結構な手練れよ』

爆豪「わーってるわ！」

『(連中も緊急事態…さっきまでと違って強引にでも私と爆豪少年を連れて行く気ねっ

私はともかく爆豪少年だけでも逃げる事ができればっ

それに俊典おじさんが私達を気にして満足に戦えてないっ……)

最悪且つ面倒な状況ね本当に…！』

Aは一斉に襲いかかってくる敵連合に足元に転がっていた石を武器にして投げ距離を取る。

その時だった。突然何かが飛び出してきたかと思えば、上空を飛ぶ３人の姿が見えた。

『緑谷少年達……！？』

切島「来い！！」

切島の呼びかけに爆豪は顔をあげた。

『(あの子達は……！)行って！爆豪少年！！私は大丈夫だから！』

爆豪「！ったく…よォっ！！」

『早く！足手まといなのよ！！』

爆豪「！」

その瞬間、Aは爆豪を掴もうとした死柄木を蹴り飛ばし、爆豪はその隙に切島達の方へと飛んで逃げていった。