夜桜の木の下には彼女がいた２～FFI編～ (ページ22)

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７２．ページ22

円堂達が降りて唐須達を説得しにいった。

円「そこをどいてくれ。スタジアムに急がなきゃいけないんだ」

唐「えぇ～？折角応援にきた友達を追い返すんですか先輩？」

飛「っ……」

綱「何が応援だ！質の悪い嫌がらせじゃねーか！」

唐「うわっ、いいんですか？喧嘩なんかしちゃったら折角の決勝戦、出場停止処分になっちゃいますよ？」

綱「くそっ」

目「どうしても僕達をスタジアムに行かせないつもりですね……」

『ムカつく、轢いちゃえば？』

秋「駄目に決まってるでしょ！」

土「このままじゃ試合が始っちまうぞ！；」

吹「彼等がこの間A達に絡んできた不良か……」

ヒ「試合じゃなかったらここでそのお礼をしていたところだよ」

ヒロトと吹雪は唐須達を強く睨み付けている。

その時飛鷹が口を開いた。

飛「お別れです、皆さん」

円「飛鷹っ？」

飛「行ってくれキャプテン、俺がこいつらの相手をする。

元々は俺が招いた問題、こんなことで皆の夢を台無しにしたりできないっ」

唐「へぇ～やるんですか？」

飛「あぁ……」

しかしその時円堂が飛鷹を止めた。

円「やめろ飛鷹」

飛「大丈夫ですよ。こんな連中、俺一人でっ」

円「違う、お前も一緒に試合に出るんだ。誰一人欠けちゃいけない。俺達は全員でイナズマジャパンなんだ！」

飛「！」