夜桜の木の下には彼女がいた２～FFI編～ (ページ1)

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ある日、練習をしていると久遠から集合がかかった。

久「集合！今日は二チームにわかれて練習試合を行う。いいな」

「「はい！」」

久「それではチーム分けを発表する」

その時だった。どこからともなくボールが飛んできた。

円「なんだっ！」

「さすがは円堂、素晴らしい反応だ」

円「デザーム！」

そこに立っていたのはかつてエイリア学園イプシロンのキャプテンだったデザームがいた。

デ「デザーム？今の私は砂木沼治だ。チーム、ネオジャパンのキャプテンだ」

円「ネオジャパン？」

その時、そのメンバーと思しき人達がそこに集結する。

どれも見たことのある顔ばかりで皆は驚いていた。

瞳「久しぶりね、円堂君」

円「え！？瞳子監督！？」

ヒ「どうして姉さんが……」

『何がどうなってんだァ？』

瞳子が久遠の前に出た。

瞳「久遠監督ですね。初めまして、吉良瞳子です」

久「君の事は響木さんから聞いている。地上最強のチームを率いた監督だと」

瞳「ご存じなら話は早いですね。私はネオジャパンの監督として、正式にイナズマジャパンに試合を申し込みます。

そしてネオジャパンが勝った時は……日本代表の座を頂きます」

「「えぇ！？」」

瞳「私達の挑戦、受けていただけますか？」

久「……いいでしょう」

「「え！？」」

円「監督！？」

久「皇、お前は今回は試合には出ずにこの試合の様子を見ていろ。いいな」

『わかりました』