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吹「フフ、なんかこうしてるとデートみたいだね」









ヒ「俺の事忘れてないかい?;」









『あ、ほらあそこ。あそこの駄菓子屋は円堂が紹介してくれたところなんだ』








ヒ「へぇ円堂君が」








吹「行ってみない?ちょっと興味あるんだよね」








『二人で行ってきなよ。私外のベンチで待ってるから』








ヒ「じゃあ直ぐに戻ってくるね」









二人は駄菓子屋に入り、Aは自販機の横のベンチに腰掛けた。








二人を待っていると、目の前に面倒くさそうな輩が現われた。








「可愛い子めっけー!」







「あ、この女、FFIに出てる女選手だぜ!」







「マジで!こんなところで会えるとかちょーラッキーじゃん!






ねぇ今一人?よかったら俺達とお茶でもしない?奢るからさ!」








Aは目の前の男達を興味なさげに睨み付けた。








『一人じゃないし、お前達みたいなやつに興味はないからさっさとどっか行ってくれない?』








「あぁ?こっちが下手に出りゃいい気に乗りやがって」







「無理矢理にでも連れていっちまおうぜ」







「それ賛成ー」








男はAの腕を強く掴んだ。その時_________









ヒ「その手、今すぐ離してくれないかな?」









吹「Aちゃんが汚れちゃうでしょ」








ヒロトと吹雪は今まで見たこともないような恐ろしい顔で男達を睨み付けていた。男達はその二人が怖かったのかすぐに逃げ出した。









ヒ「大丈夫Aちゃん?」








吹「ごめんね、一人にさせちゃって。怪我はしてない?」







『大丈夫だよ。二人がすぐに来てくれたからね。







じゃあそろそろ帰ろうか』








ヒ、吹「「うん!」」








二人はAの手を片方ずつ握った。








『へ?』








ヒ「このまま仲良く帰ろうよ」








吹「さっきみたいなことが起こらないように僕達が守ってあげるからね」








『……まぁ、偶にはいいか』








三人は手を繋いでそのまま帰っていった。








それを後ろからリカ達が見ているとも知らずに。

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時雨(プロフ) - とても好きです(*´艸`)応援しています! (2019年6月15日 21時) (レス) id: a401ac38d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年3月29日 3時

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