時をとめて３【ヒロアカ】 (ページ48)

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そして訓練を終え、女子達は共同スペースに集まっていた。

芦戸「ふぇ～…毎日毎日大変だぁ～；」

葉隠「圧縮訓練の名は伊達じゃないね～」

八百万「とはいえ、仮免試験まで１週間もないですわ」

葉隠「ヤオモモは必殺技どう？」

八百万「う～ん……やりたいことはあるのですが、まだ身体が追いつかないので少しでも個性を伸ばしておく必要がありますわ」

葉隠「Aちゃんは？」

『私はだいぶ個性も伸びたし、あとは個性に頼らずして戦うスタイルを今は身につけるだけだ』

耳郎「あぁ、だから相澤先生に見てもらってたのか」

葉隠「お茶子ちゃんは？」

麗日に話しかけるも、麗日はどこか上の空でぼーっとしていた。

『麗日？』

Aが麗日に呼びかけると麗日はハッとして顔をあげた。

『疲れているのか？』

麗日「いやいやいや！；疲れてなんかいられへん！まだまだこっから！」

麗日の様子がおかしいことは皆はすぐに察した。

麗日「……の、はずなんだけど、何だろうね……最近無駄に心がざわつくんが多くてね……」

そう言った麗日の顔は乙女の顔だった。

芦戸「恋だ！」

麗日「な、何！？故意！？濃い！？鯉！？違う違う！；」

芦戸「お相手は緑谷か飯田？一緒にいること多いよね！」

麗日「ちゃうわちゃうわっ！；」

麗日は恥ずかしくなったのか顔を隠しながら無重力で浮いていた。

『浮いた……』