時をとめて【ヒロアカ】 (ページ38)

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轟の氷結で足元が凍り、うまく走れない中Aは轟と横並びに走っていた。

その後ろからは、氷結を避けたＡ組の面々が迫ってきていた。

轟「クラス連中は当然として、思ったより避けられたな」

『チッ……こんな所で連続で個性を使うのは避けたいんだがっ』

その時、A達の目の前に障害物競走の第１関門が立ち塞がった。

マイク「さぁ！いきなり障害物だ！まずは手始め、第１関門！ロボ・インフェルノ！！」

上鳴「入試の時の０Ｐヴィランじゃねーか！？；」

『一般入試用の仮想ヴィランってこれのことだったのか。随分と大掛かりだな』

轟「折角なら、もっとすげぇの用意してもらいてぇもんだな……クソ親父が見てるんだから」

轟はそう言うと一瞬で仮想ヴィランを凍らせ、その間を通っていってしまった。

「あいつが止めたぞ！」「足元の隙間だ！通れる！」

『やめとくんだな。不安定な体勢の時に凍らせた。……倒れるぞ』

Aはそう言って指を鳴らしてその場から一瞬で消えた。

「消えた！？」「瞬間移動！？」「そんなのありか！？」

その瞬間、轟が凍らせた仮装ヴィランが倒れて爆発が起った。

『だから言っただろう。さて……』

Aは個性を解除して轟を追いかけていった。

マイク「１－Ａ轟！攻略と妨害を一度に！こいつはシビィ！！

そしてそれに続くように１－Ａ時城も追いかけていくー！

さすがだぜ推薦入学者！初めて戦った仮装ヴィランを全く寄せ付けないエリートっぷり！！」