時をとめて【ヒロアカ】 (ページ31)

今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:227,229 hit

３１．ページ31

食堂へやってきて向かい合わせになって黙々と昼食を食べるAと轟。

轟「……お前、相変わらずそればっか食べてんだな」

『……お前に言われたくはないが』

Aが食べているのはドリア。轟はざるそばを食べていた。

『それで、話って何だ』

轟は箸を止めて口を開いた。

轟「……なんで雄英に入ったこと、教えてくれなかったんだ」

『言う必要がないと思った。それだけだ』

轟「納得できない」

『納得してくれなくていい。そもそも、お前と私はもう何の関係もない赤の他人だ』

轟「……俺は別れたつもりはねぇぞっ、”A”」

『いつまでも彼氏面しないでもらえるか』

二人が睨み合っている中、近くの席で食事をとっていた麗日と飯田が気まずそうにしていた。

麗日「あ、あの二人って恋人同士やったん……！？；」

飯田「い、意外ではないがっ……；」

麗日と飯田は睨み合いながらも昼食をとる二人を見ていた。

麗日「ふ、複雑な関係やねっ……」