時をとめて【ヒロアカ】 (ページ30)

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３０．ページ30

それから昼休みになった。

クラス内は体育祭の話題で盛り上がっていた。

そんな時、轟がAの机の前に立った。

轟「話してぇことがある。昼、一緒にどうだ」

周りの者達は二人のどこか険悪な雰囲気に固唾を飲んで見守っていた。

『……わかった』

Aは轟と共に教室を出て食堂へと向かった。

二人がいなくなった教室では、二人のことについて皆は噂していた。

芦戸「クラス屈指のイケメンボーイとイケメンガールが一緒なんて……！」

梅雨「どことなく似ているのよね、あの二人」

芦戸「あぁそれわかる！雰囲気が似てるよね！」

八百万「小学生の頃からの知り合いと聞きましたけど、随分と険悪でしたわね……」

上鳴「純粋に仲が悪いんじゃねーの？」

耳郎「仲が悪いのに一緒にお昼食べたりする？」

上鳴「そりゃそうか……」