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神童はその後、門を出て帰ろうとした。
その時、目の前にAがいて立ち止った。
『し、神童っ……あ、あのっ』
神「……」
神童はまだ怒っているのか、Aの横を無言で通りすぎていった。
『え……』
神童は何も言わずに帰ろうとする。
神「(……少し冷たくしすぎたか?
さっきの顔、謝りにようにも思えたが……)」
神童は少しだけ様子を見ようと後ろを振り返った。その時、神童はギョッとした顔になった。
あの頑固でプライドの高いAが、背中を向けながら号泣していたのだ。
神童はそんな姿を見て「マズイ」と思ったのか、鞄を放り急いで駆け寄っていった。
神「A……っ」
『うっ…ヒック……神童っ、私のこと、もうっ___』
神「それ以上言うな!そんなわけないだろっ……お前を嫌いになるなんてっ」
『嘘っ、どうせまだ怒ってるんでしょっ
じゃなかったらあんな怖い顔して私のこと避けるわけないっ!
もういいっ……神童が嫌だって言うなら、私ももう、会いに来たりしないからっ……!』
その瞬間、神童は耐えられずにAを強く抱きしめていた。
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梅こんぶ(プロフ) - 高橋さん» リクエストありがとうございます。了解しました! (2020年4月21日 9時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
高橋 - 花火大会をお願いします! (2020年4月21日 8時) (レス) id: 3555d467e3 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭 - これからもファイトです! (2020年4月12日 13時) (レス) id: c9c79794b0 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2020年4月10日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - たくさんの更新ありがとうございます!これからも頑張って下さい! (2020年4月10日 18時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年4月10日 16時