元最凶の吸血鬼がメイドになった件 Ⅵ【黒執事】 (ページ5)

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授業を終えた後、休憩時間になった時に何やら教室内が騒がしくなった。

「ファファファファントムハイヴッ！！コール先輩からお呼び出しだぞ！」

マクミラン「えぇっ！コール先輩から！？」

シ「はぁ？誰だそれは？」

マクミラン「深紅の狐寮の監督生の寮弟、モーリス・コール先輩！」

「学園１の美少年なんだぞ！！どこで知り合ったの！？」

シ「いや、会ったこともないが……」

マクミラン「いいから早く行きなよ！！」

シ「あ、あぁっ……；」

シエルはマクミラン達に押されモーリス・コールのもとへ向かった。

Aはその様子を見てシエルの後ろをついていった。

コール「君がファントムハイヴ君？初めまして！僕はレドモンド先輩の寮弟のモーリス・コール」

シ「シエル・ファントムハイヴです」

コールはシエルの顔や容姿をジーッと見つめている。

シ「あの…何かご用ですか？」

コール「あぁ！そうだった。実は監督生とその寮弟だけでよく白鳥宮に集まってるんだけど、すごく優秀な新入生がいるって話になってね」

シ「はぁ……」

コール「これは是非とも一度お話してみたいってことになったんだ。

だからファントムハイヴ君、明日、白鳥宮に来てくれない？」

シ「！！(これは……一気にP4に近づくチャンス！)

勿論お受けします！」

コール「本当？よかった～じゃあ……明日午後４時に白鳥宮で待ってるね！」

コールはそう言うと去って行った。

その瞬間、二人の話を盗み聞きしていた生徒達が一気にシエルに押し寄せてきていた。