206話:見つかった ページ29
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再生された顔と指紋でボスの情報が得られないのは知っている。
だけどポルナレフから接触してきてもらわないといけない。
皆に矢の話をしてもらいたいし、コロッセオに向かう目的ができる。
ボートに乗っているのはミスタ、ナランチャ、私。
あとの人達は亀の中で接触してきたポルナレフの話を聞いてるところかな。
さて、次の敵はチョコラータとセッコ。
今回私はセッコと戦うつもり。
本当は戦わずに進みたいけど、チョコラータがスタンド能力を解除しなければ一般人はもちろんコロッセオのポルナレフまで死ぬかもしれない。
それは絶対に避けないとだから…。
ミ「あの酔っぱらい共が去ったら上陸だ」
そう言った直後ミスタが異変に気づく。
ミ「ナランチャ、A、本体を探せ…!
巻き込みやがっている!無関係な村人を…!」
ナ「待ち伏せされてたのかッ!?」
銃を手に取ったミスタの手にはカビが付着していた。
『これはカビだよ。今の位置より下に移動すると増える、気をつけてね』
ナ「コイツとも戦ったことあんの?」
『うん、まだ皆には言えないけど倒し方は知ってる。
だから焦らなくていいよ』
前回とは違ってナランチャは攻撃をくらわずに済んだ。
上陸してナランチャとブチャラティを交代させる。
三人で階段を駆け上がると案の定セッコの攻撃が始まった。
ダウン・Wで風を作り、飛ぶようにして地面から離れる。
『早く車に乗って!今は相手にしなくていいから!』
ミスタを掴もうとしたセッコの手を風の斬撃が切りつける。
セッコは素早く地に潜って、またもや姿を消した。
その隙に車を発進させてなんとかこの場を切り抜けることができた。
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セ「チョ、チョコラータ〜〜〜ッ!!
み、見つけたんだよォォ〜ッ!
アイツだ、あの女〜〜〜ッ!」
チョ「何を言ってるんだ、いきなり…」
セ「あの女だよォ……ヒットマンチームの二人の、始末を、邪魔してきた女〜〜ッ!」
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作者名:胡蝶 | 作成日時:2022年10月18日 2時