2001に紅の殺意を (ページ2)

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179話:打ち明けるページ2

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どうしてくれるの！？また連絡できないんだけど！？

『……イルーゾォ…うーん……そうね、あんたもカチューシャで待っててもらおうかな』

イ「カチューシャ…そこにアイツもいるんだっけか？」

『そう。リゾットと話がついたら連絡するからそれまでそこに。
いい？私が連絡するまで絶対にカチューシャから出て来ないで。ちゃんと従わなかったら……ホルマジオも他のメンバーもあんたも、どうなるかはわかってるよね？
イルーゾォ』

強く念をおし、イルーゾォをカチューシャに向かわせて私はジョルノに向きあった。二人のことと私の目的を話さないと。

『えー…実は………これにはちゃんと理由があります』

ジョ「理由…」

『ボスを倒すなんて私達だけじゃあできないでしょ。
だからもっと仲間が必要。そこでこの裏切り者達を密かに仲間に引き入れようと……ボスを倒すっていう目的も一緒だし』

ジョ「？……待って。なぜ、知っているんです？
僕がボスを倒そうとしていることを…」

！！
そ、そういえば今の私は本来だったらまだ知らないんだった！

『あ……ぇと…』

いや、今こそ打ち明ける時だわ。

『…信じて、ほしい…今から話すことを。

あんたが今持っている疑問は全て私の一言で解決するわ。
……私はね、ジョルノ…………死に戻りができるのよ』

ジョ「……死に戻り…！？」

『そう。私のもう一つのスタンド…
リターン・オブ・デッド、この子のおかげでね。
私は人生を何度も繰り返してきたわ。たくさん死んだの。
やめたくてもやめられずに死に戻りを繰り返す理由は、この子がいるから。この子の力はリカーラ家当主の強い願いによって引き起こされる。私の場合もそう』

ジョ「……キミの願いとは？」

『それは……大切な人達が死なない運命を掴むこと。
単刀直入に言う。
ブチャラティチームは全滅する可能性が高い。

なんで私がジョルノの夢を知ってるのかって言うのも私が死ぬ度に人生を繰り返して何度もキミの夢を聞いてるからってことなの。
暗殺者チームの二人を逃がしたのも今後協力してもらうため。
大好きなあんた達を守りたいの。だから、信じてくれないかな』

ジョ「…スタンドも見ましたし、何より僕がキミを信じないなんてことはありえませんよ」

ふふ、あんたは私のことを無条件に信じてくれる。
再会までに私が悪い奴になっててあんたを騙そうとしてたらどうするつもりなんだろ、
信じてくれるのは嬉しいけどね。