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42話 ページ43

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A「(っ、何とかボールはキープ出来るけど…!)」


Aはバランスを何とか保ちながら上手くボールを運んでいく。


だがボールを蹴る強さを少し間違えてしまい、ボールは滑って隣にいた木瀧にボールが渡ってしまった。


A「しまった…!くっ…!!」


木瀧がボールを受け取ってドリブルをしようとした時、Aが咄嗟にスライディングを掛ければボールをラインの外へと出した。


A「中々難しい…少しでも蹴る強さを間違えるとボールが軌道を変えてしまう」


Aはフィールドを見て脚で滑りを確認しながら、悔しそうに小さく歯を噛み締めた。



木瀧からのスローインで射月にボールを出す。


そこに神童が射月の前に立ちボールを奪えば速水にパスを出した。


だが速水はボールに追いつけずラインを超えてしまい、再びスローインとなった。



天馬「何とかしなくちゃ…!」


スローインでボールを奪った天馬がドリブルで上がっていく。


そこに雪村がボールを奪いに来る。


雪村「そんな走りじゃ、何にも出来ないぜ!」


天馬「取られるもんか…! うわっ!?」


雪村「貰った!!」


天馬は足を滑らせてしまい体制が崩れ、ボールを上へと上がり雪村が奪った。


雪村は止めに来る速水を素早く避けた。


その速さに、Aは小さく驚く。


A「(前よりもかなり速くなってる…)」


そして霧野がスライディングで雪村からボールを奪い、そのボールはラインを割った。


雪村はバランスを立て直すと吹雪が視界に入った。


吹雪を見詰めると、雪村は鋭い瞳に変えた。



雪村「(───あの時、俺はアンタと姉さんに出会った。)」




── 過去 ──


とある日。


サッカー部の練習の時、雪村はチームに頼らず一人で攻め上がってゴールを決めたりと、一人だけでプレーをしていた。


雪村は本気でプレーをしていたが、皆はそのプレーに納得行かず雪村から皆は離れてしまった。


それから雪村は一人で練習することが増えた。


その時、雪村が放ったシュートを物凄い速さでベールを奪った人が居た。


雪村は驚いてボールを奪った人を見れば、雪村を見て柔らかに微笑む白星Aの姿があった。




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設定タグ:イナズマイレブン , イナGO , 雪村豹牙   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:りはる | 作成日時:2020年4月1日 2時

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