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36話 ページ37

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「はぁあっ…!」


夜のサッカーグラウンド。


Aは吹雪と共にお互いボールを奪い合った。


Aは隙を衝いて吹雪からボールを奪うと、ゴールに向かってシュートを決めた。


でもその放ったシュートはゴールポストに当たり、ゴールは決まらない。


「……っ」


「惜しかったね、Aちゃん」


「あはは…すみません、ちょっと…」


「…雪村のこと、だよね。」


Aは思っていることを吹雪に当てられ、少し目を見開いた後に小さく頷いた。


「…大丈夫。雪村はフィフスセクターに従わないはずだ。」


「…ですよね。」


吹雪に答えるも、先程からAは謎の胸騒ぎを感じていた。


するとその時、反対側にあるゴールから少年の声が掛かった。


「──こんな所にいらっしゃったとは。

探しましたよ、吹雪コーチ。Aさん。」


吹雪とAは振り向くと、そっと暗闇から現れたのは茶髪に白恋中のジャージを着た少年だった。


「"白咲"…!」


「白咲…って…?」


「…シードだよ」


Aは見たことの無い少年、聞いたことのない名前に不思議に思っていると吹雪がシードと答え、Aは目を見開いてすぐに白咲を睨んだ。


「貴方がフィフスセクターのシード…白恋を手に落とした奴ね…!」


「おやおや、そんな顔で睨まないでくれ。可愛い顔が台無しだよ」


白咲はニタニタとした笑みでククッと笑う。


その笑顔を見るだけで、Aは更に腹が立っていった。


「…僕達に、何の用だ。」


「挨拶に来たんですよ、大切な試合の前に…」


白咲は二人に少し歩み寄ると、パチンと指を鳴らした。


それと同時に、白咲の後ろから二人が見慣れた少年が現れる。


その姿に、二人は目を見開いて驚きの表情に変わる。



「我が白恋中のエース…"雪村豹牙"です。彼は俺たちシードも認める、素晴らしいストライカーに成長した。」


「豹牙!!」


Aは慌てて雪村に駆け寄ると、Aに続いて吹雪も雪村へと駆け寄った。


「まさかキミも、フィフスセクターに…」


「触るなッ」


吹雪は雪村の肩に触れようとすれば乾いた音と共に、雪村は吹雪の手を叩き払った。


思わぬ出来事に、Aは目を見開いて雪村を見詰める。


「ひょう、が……?」


「…アンタは白恋中を裏切り、俺を裏切った!!」




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設定キーワード:イナズマイレブン , イナGO , 雪村豹牙   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:りはる | 作成日時:2020年4月1日 2時

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