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俺もいつも通りニッと笑って

「やったるでー!」

自分の拳をその白くて細い拳に
コツンと軽くぶつけた。


すると、スッと大きい影が俺たちを覆った。

「「誰をボコボコにするって?」」

そこには黒い笑みを浮かべた祐希さんとマサさんがいた。

祐希さんは俺の頭を、マサさんは千紘の頭を、軽くコツンと小突いた。

俺と千紘は突然のことに驚いて、顔を見合わせた。

どちらからともなく笑いがこぼれ落ちる。

俺は千紘の手を取って勢いよく立ち上がり
黒い笑みを浮かべたままの2人の先輩から逃げ出した。

追いかけてくる彼らをちらちら振り返る
俺と千紘の顔からは、笑顔が絶えず溢れていた。


繋いだままの手から千紘の体温を感じる。


俺は、きっと…男でも女でも
千紘に魅了されたんだろうな、と思った。

千紘のあのプレーに惹かれて
俺はもっともっとバレーを好きになった。

千紘のあの笑顔に惹かれて
俺はもっともっと一緒の時を過ごしたいと思った。

もっともっと一緒にバレーをして
同じチームで戦って、勝ちも負けも経験して

俺は…千紘とともに高みを目指したい。

俺は…千紘とこの仲間と最高のバレーをしたい。


そして、もっともっと世界で活躍するんや!
大好きな千紘と、みんなと一緒に!


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ども、天然水。です!

お気に入り200人突破いたしました。
ほんまにありがとうございます!!!

これからもボチボチ更新していくんで
よろしくお願いします。

血が騒ぐ→←一緒に2



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作者名:天然水。 | 作成日時:2019年11月24日 22時

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