【ハイキュー】私はただのコンビニ店員なんだが2

○。休憩31 ページ32

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え、なに……
今の、なに…？


首筋を指で…なぞった…



え？



あんなのドラマでしか見たことないけど…？

しかもあぁいうセリフがあるドラマなんて1つしか…




黒尾くんの行動の意味がまったく分からないまま、
呆然とその場に立ち尽くす。



いつのまにか堅治も仲間のところに行ってしまっていて
もうここに残されたのは私、そして赤葦くんだけ。




「……」

「……梅原さん」

「っひゃい！？」




今までの変な緊張感が、そのまま続いてて。

可笑しな声が出てしまった。




「あ、急にすみません…」

「あ、ううん！こっちこそ勝手に驚いて…」




黒尾くんの行動の意味が…私が予想しているのと…合っているとしたら…？


私は…




「……あの、梅原さん」

「ん？」

「すみません、
1つ……聞きたいことがあるんすけど」

「…？」


「正直に答えてもらっていいですか？」

「え…はい？」




赤葦くんの真剣な目が___私を捉えて離さない。



「俺は…」

「……？」




黒尾くんに対する新たな可能性と
目の前の赤葦くんの表情で

体中が熱くなる。





「あなたの______恋愛対象に入れますか？」




ゴクリ、と。
生唾を飲み込んだのは、私と彼、どちらだったのか。

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