○。休憩17 ページ18
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「この学校の方ですか？」
イケメン君が続けて口を開いた。
あ、そっかそう見えるのか…
「あ、いえ。見学に来たんですが迷ってしまって…」
「学校見学ですか？」
「いえ、部活の見学です」
ん？
部活見学ってつまり学校見学なんだろうか？
それとも違う？
峰不二子なんだろうか？
それとも不二峰子？
ふんいきなんだろうか？
それともふいんき？
難しいものである。
これで１つ論文が書けそうだ。
「あの…もしよろしければ体育館の場所教えて頂いてもよろしいですか？そこまで行かなきゃいけなくて…」
そう____言いかけた時だった。
「ドゥーーン!!若利くんはっけーーん！って、なにこの子！？」
「何やってんだよお前ら…ってなんだこいつ」
思いっきりイケメン君の後ろから人が突撃してきた。
2人。
そして揃いも揃って同じ反応される。
いやお前らこそなんやねん
「なになに〜？若利くんナンパ〜？」
「いや、コイツにそんなこと出来る器量ねぇだろ」
「たしかに」
「で、コイツはなんだ？」
「あぁ、迷ったらしい。体育館を探しているそうだ」
「はぁ？校内で迷子？」
「へぇー、でもよく見れば美人さん！君、お名前は〜？」
「う、梅原Aです…」
怒涛の展開で話が進んでいく。
その勢いに少々圧倒されながらも質問に答えた。
「Aちゃんか〜！俺、天童覚っていうの！覚えるって書いてさとりって読むから名前で呼んでヨ！」
「わ、わかりまし…た？」
「おい天童ぉ！！息をするようにナンパすんじゃねぇ！」
覚くんからの流れるような自己紹介
からの流れるようなツッコミ。
ここはお笑い高校かな？
「えー、英太くん頭かたーい。可愛い子がいたら声かけるのはフツーでしょ！」
「お前の普通は普通じゃねーことを自覚しろ」
エイタくん、と呼ばれた人は溜息をつきつつ頭を掻いた。
「で？アンタはなんで体育館なんて行きたいわけ？バレー部の応援？」
「まぁ…そうといいますか違うといいますか」
「いやどっちだよ」
ここで気がついた。
彼らのジャージの胸元にある文字が
『白鳥沢』であることに。
確か白鳥沢ってあの案内紙に書いてあった高校では…？
ということはこの人達もバレー部なのか。
てかね、さっきからワカトシくん？がめっちゃ私を見てくるのよ。
ガン飛ばされてんのかな私。
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naonao(プロフ) - この話めっちゃ好きです！ (2021年10月18日 17時) (
レス) id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
おたくおむらいすボケぇ(プロフ) - このお話大好きです！！夢主ちゃんの毒舌度が好きです！！後,僕もねいまーるさんに拍手を送ります！(*ﾟ▽ﾟﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ (2021年3月21日 21時) (レス) id: f95a633101 (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - サクラやん？さん» すみません、話を進めるために設定に入れさせて頂きました。今後の参考にさせて頂きますね、ありがとうございます(^_^;) (2020年2月2日 7時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
サクラやん？(プロフ) - なんか、不良グループとかそういうので面白さ半減、中二病な設定なくしたら面白い。 (2020年2月2日 0時) (レス) id: 057c457e4d (このIDを非表示/違反報告)
ねいまーる(プロフ) - メイリ―さん» 何度も見返して頂いて本当にありがとうございますー！続編準備出来ましたのでそちらも楽しんで頂けたら嬉しいです！！ (2020年1月31日 22時) (レス) id: d13fa39a3d (このIDを非表示/違反報告)
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