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■悪足掻きと決意 ページ16

防戦一方だった我々国。






ここままやと負けてまう、せっかく《シンデレラ》を連れてきたのに···！






皆が焦り始めた時、









「待ってｯ！！」







高い声が響いた。









敵味方関係なく、全員が其方を向く。








そこに居たのは───《シンデレラ》。







後から追ってくるしんぺい神。どうやら隙を見て抜け出して来たようだ。






「危ないやん！中居れって、」





「おい《シンデレラ》。お前は、城に戻りたいよな？」





ゾムの声を遮るように発せられた国王の声は、威圧感たっぷりで。





《シンデレラ》が怯んだのが分かった。








──────でも、それは一瞬で。

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作品のジャンル：恋愛
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作者名：芽瑠くん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mokabrown2/  
作成日時：2021年6月20日 13時

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