【五条悟】オモイアイ【ヤンデレ】

3話 ページ5

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『佐々木さんと井口くん……？』









壁にもたれかかってぐったりしている2人がいた





どうしてこんな時間にここにいるの？じゃあ、さっきの音はこの2人が……？









『さ、佐々木さん？井口くん？』









2人を揺すって名前を呼んでみたけれど、反応がない。





心臓は動いてるから気を失っているだけだと思うけど…









『ん？……ん！？』









待って。佐々木さん達に気を取られすぎて気づかなかったけど、壁に穴が空いてる……









『何がどうなってるのよ…何で頑丈な壁が破壊されるのよ…』









この壁の片付けをしなきゃいけないよなぁ





写真撮って、校長先生方に報告しよう









『……なんで私が1人の時に』







「＿__やはり！！光は生で感じるに限るな！！」







『……は？』









穴の外から笑い声が聞こえた。









『近所迷惑な……この2人以外にも誰かいるっていうの？』









声の主が生徒なら、私は教師としてちゃんと注意(だけじゃ済まないと思うけど)しなければならないし…





あと単純に穴空いたところから外が見たい、と思ったからチラッと顔だけ覗くように外を見た。







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