隙あらば喰おうとしてくるジェイド先輩

episode９ ページ9

デュース「監督生、おはよ、、う！？」

エース「どうしたんだその首！？」

A「おはよう、エース君、デュース君今日も世界は輝いているね…」




エースとデュースは哀れみの目で私を見てくる。







A「何も聞かずに、コンシーラーを貸していただけませんでしょうか」





この学園では男女関係なく、式典やパーティーなどではメイクを施すらしい
あまり気にしたことはなかったが、今はとってもありがたい






エース「コンシーラー？いいけど、なんで？」

A「ありがとう！エース様！！でも詳しくは聞かないで！！」

エース「まぁ、いいけど」









言えるわけがない、ジェイド先輩に寝込みを襲われた挙句、キスマークを付けられたなんて
言えるわけがないだろッッッ！！！！！！？！？









A「ほんとにありがとう！ソウルメイト愛してｒ」





まだ暖かい季節のはずなのに身の毛のよだつような視線を後ろから感じた






嫌な予感がしてエースとデュースを見ると見事に固まっている









(あれれ〜おかしいぞ〜??デジャヴを感じるぞお〜??)









デュース「すまない監督生、俺たち用事を思い出したからこれで…」

エース「じゃあな、来世で会おう」

A「待って！待って！待って！私をおいていかないでぇ！！！」








エースとデュースは逃げるようにどこかに行ってしまった。









(うん、私も逃げよう。狩られる前に逃げよう)









素早く立ち去りうとした私をやはり後ろの人物は逃がしてはくれなかった

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