10.ジミナ【TH】 ページ10
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全てのアイドルのパフォーマンスが終わり、
司会者の後ろに全グループが立ち並ぶ。
司会者の右側に俺たち防弾少年団。
左側にAたち女神。
司会「今週の一位は…！」
司会「防弾少年団のみなさんです！おめでとうございます〜」
RM「ありがとうございます！」
ヒョン達のコメントが終わると、俺たちの曲が流れてきて、それぞれ自由に動き出す。
他のグループの人たちはステージからはけていくから、その人達に挨拶を交わしながら歌っていると、
JM「A！」
「先輩おめでとうございます」
JM「えへへ、ありがとう！またね！」
ジミナがAに話しかけてた。
高校の時から、やたらとAを気にかけてる、気がする。
もしかして……
って考えていると自分のパートがきてしまって、
それどころじゃなくなる。
みんなのテンションに、俺もつられて、ステージ中を動いてアンコールを歌った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
JK「あ〜楽しかった！」
HS「みんな盛り上がってくれてたね！」
JM「でも1番前の子、テヒョンアが近寄っても無反応だったね(笑)」
JK「そうなんですよ！笑」
JM「ちょっとAみたいで面白かったな〜笑」
TH「！(ジーーッ)」
JM「…テヒョンア、さっきからすごい見てくるけど何？笑」
TH「え」
JK「え、気付いてなかったんですか？めっちゃジミニヒョンのこと見てましたよ？」
楽屋に着いて、そんなことを言われたけど、
全然自覚なかった。
TH「…ジミナって、Aのこと…」
JM「ん？」
TH「いや、…何でもない」
JMJK「「？」」
なんか聞きたくなくて、
なんか知りたくなくて、
誤魔化した。
取られそうだから。
ん？
誰を？
誰に？
それ以上考えない様にして、急いで帰る準備をした。
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作者名：Akubi | 作成日時：2022年6月30日 17時
