6.先輩達【you】 ページ6
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JM「うわー!A久しぶりだね!元気してた?」
「お疲れ様です。元気です」
ステージを降りると、リハの準備中だった防弾少年団が、端にいた。
話しかけてきたジミン先輩は高校の時の先輩。
JM「ん?何か顔ついてる?」
「いや…」
人って変わるんだな…
昔のもちもちした感じが
少し、なくなってきてる気がする…
JA「あ、お疲れ様です」
YR「お疲れ様です」
JM「お疲れ様です〜」
さすがジアンオンニ、ユラオンニ。
笑顔がキラキラしてる。
綺麗なオンニ達だ。
TH「Aもあれぐらいニコニコしながら挨拶しないとね」
げ、気付かないようにしてたのに。
TH「ほら、ニコーッて挨拶してみて!」
テヒョン先輩。
この人も高校の時の先輩。
「…」
JM「ふはっ、A、眉間にシワ寄ってるよ(笑)」
TH「ニコーッて」
「お疲れ様でした」
逃げるようにお辞儀をすると、
タイミング良く、スタッフさんが彼らを呼ぶから
足早にその場を去る。
JA「仲良いのか悪いのか分かんないね(笑)」
「悪いです」
YR「そう?Vさんは好きそうだけど?」
「有り得ません。天敵です」
高校生の時から、
顔が良くて、人懐っこくて、
誰にでも優しくて、モテて、人気のテヒョン先輩。
対して、人見知りで、喋れなくて、
誰にでも壁を作ってる私。
そんな私に構ってきたおかげで、
女の子達に僻まれて、大変迷惑を被ってきた。
つまり、天敵です。
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作者名:Akubi | 作成日時:2022年6月30日 17時