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橙色獄卒が6人 ページ7





_東京・誠凛高校_



一昨年創設されたばかり………だとかなんとか言われている校舎を目の前に、俺は突っ立っていた。

つか、こんな任務俺以外でも大丈夫だろ……だりぃ。

授業だとか運動だとか……どうせ直ぐにこんな所去るだろうから、サボってもいいか……。



「あーー……てか職員室どこだ……?」



……しまった。

これは公には話したくないが、実はあの任務の話の時、俺はあまりの眠気に、何故か職員室の場所だけすっ飛んでいた……つまり、話を聞いていなかった。俺としたことが…。

怠いが、自分が話を聞いていなかったのが悪い。誰かに聞きに行くしかないか。



「…………はぁ」



思わずため息が出る。
任務早々こんなことになるとは思わねぇよ…。




「…………あの、どうかしましたか?」


「っ!?」


いきなり声をかけられて驚く。

影薄いな………この俺でも油断すると気づかないレベルだぞ。

こいつ、人間…………だよな?


「………?」


「……あ、いや、すまん……。

職員室の場所…分かるか?」


「……転校生、ですか?職員室まで案内しましょうか?

ボクは2年の黒子テツヤです」


「あぁ、頼む………。

俺は2年の田上……夕、だ」



あぶねえ、名前一瞬すっ飛んだ……。



「では田上君、こっちです」


目の前にいるこいつ………もう流石に獄卒だから慣れたが、やはり油断すると自分の身がバレそうで危ない。少し警戒しておくか。……バレない程度に。



「ここが職員室です。ではボクは失礼します」


「ああ、どうも…」



_____



「あー………田上 夕、です」



………それだけ?
めんどいしだるいしどうせすぐいなくなるんだからこれでいいだろ。


少しばかり女の視線が気になるが、スルーして指定された席へと向かう。


………あ。


「黒子……だったっけ」


「田上君。同じクラスですね、よろしくお願いします」

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設定タグ:黒子のバスケ , 獄都事変   
作品ジャンル:アニメ
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裏樋 - 面白いですね!!頑張って更新してください!! (2019年11月14日 16時) (レス) id: 2f0207181c (このIDを非表示/違反報告)
沖司美夜(プロフ) - ねむねむさん» こんにちは、コメントありがとうございます。読んで頂いて、面白いと言っていただき感動で色々とヤバいです(語彙力の欠如)気分屋ののんびりとした更新ペースですがこれからも読んでいただけると嬉しいです。( ´ω` ) (2017年11月26日 11時) (レス) id: bf4ebf6ea6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 面白いです。応援してます。更新頑張って下さい! (2017年11月23日 17時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美夜 | 作成日時:2017年8月9日 22時

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