検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:15,944 hit

空色獄卒が4人 ページ5





_京都・洛山高校_



ここが洛山高校……最近の学校ってこんなに豪華なの?

俺らが住んでる洋館が明治・大正あたりの区域だから近代的過ぎてついていけない……



「ってそんなこと考えてる場合じゃないっ!

職員室…?行かなきゃ!」



確か肋角に聞いたところ本校舎の2階突き当たり……

別に俺女の子じゃないし、今更迷子とか恥ずかしいから誰も来ないでしょ(フラグ)


















「………迷った」



……やってしまった。

この歳で迷子(見た目的には高校生)とは恥ずかしい……

まず本校舎がどれだが分からなかった。



「おや、見ない顔だね。

もしかして例の転校生かい?」



えっ、誰!?

声のする方に顔を振り向かせると、まず見えたのは赤い瞳と髪。

最近の高校生はこんなにも派手なのか。

いや、瞳の色に関しては自分もなんとも言えない。

最悪疑われてもカラコンだって言えばいい話だしね。



「えっと……例の転校生……なんですかね」


「迷子になった……とか?

まあ洛山(うち)は敷地が広いから慣れない者が迷子になってもおかしくはない……。

あぁ、目的地は職員室だろう?ならば案内しよう、聞いたところ確か君は2年生…だよね?」


「えっ?あぁ、はい、佐伯 空と言います」


「佐伯……、か。

オレは赤司征十郎、同じく2年だ。よろしく頼むよ」


えっ同い年(じゃないけど)?

3年生かと思った………。


「あっ、同い年なんだね、3年かと思ったよ。大人な雰囲気だったから」


「そう言ってくれて嬉しいよ。


………ここが職員室だ。

じゃあ、オレは教室に戻るよ。また後で」


「あっ、ありがとう、赤司!」


ん?また後で……?

赤司と同じクラス……とか?


まあそんな奇跡的なこと起きるわけないよね(フラグ)


……とにかく職員室入ろう。



「……失礼致します、本日から貴校に編入する佐伯空と申します」


「ああ、君が佐伯さんだね。こんなに礼儀正しい生徒、赤司さんの他に居ないよ」


「えっと……ありがとうございます」


「あ、佐伯の担任はそこにいる倉持先生だよ。」


「はい、ありがとうございます」


「お前が佐伯か。俺は倉持(くらもち)(しげる)。2−Aの担任。んで、さっきのが副担の、」


「小林有紗(ありさ)です!まだまだの新人教師ですが……よろしくね、佐伯さん」


「はい、よろしくお願いします」



まあなんとかやっていけそう……かな?

空色獄卒が5人→←獄卒少女が3人



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 獄都事変   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

裏樋 - 面白いですね!!頑張って更新してください!! (2019年11月14日 16時) (レス) id: 2f0207181c (このIDを非表示/違反報告)
沖司美夜(プロフ) - ねむねむさん» こんにちは、コメントありがとうございます。読んで頂いて、面白いと言っていただき感動で色々とヤバいです(語彙力の欠如)気分屋ののんびりとした更新ペースですがこれからも読んでいただけると嬉しいです。( ´ω` ) (2017年11月26日 11時) (レス) id: bf4ebf6ea6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 面白いです。応援してます。更新頑張って下さい! (2017年11月23日 17時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美夜 | 作成日時:2017年8月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。