文豪さん達の反応集。【文スト】

貴方が自i殺をしようとした ページ35

「もう私はこの世に必要じゃないの···ｯ！！だから私は死ぬの！！！」

中島敦
「Aさんお願いです···」
目に涙を浮かべながら貴方にしがみよる。
「僕にはAさんが必要です」
だから、自i殺をしようとするのは辞めてください···

太宰治
「···君も私から離れるのかい」
悲しそうな表情を浮かべ貴方を見つめる
そんな彼を見て、自i殺をしようと出来ない貴方
「Aちゃんが自i殺をしたら私も死ぬからね」

江戸川乱歩
「ｯ···！！」
急いで貴方から包丁を取る。
「君馬鹿なの！？！？」
「誰が君を不必要だと云った！君の思い込みで死んだら困るのは誰！？」
怒鳴り声は段々と震え声になる
「探偵社の皆と僕だよ···」

国木田独歩
「ｯ辞めろ！！」
自分の目の前で誰一人を死なせたりしたい彼は
無意識に貴方に駆け寄り自i殺をするのを阻止した
「···はあｯ、はあ！馬鹿か！？貴様は俺の理想を穢す気か！」
ち、違ｯと貴方が云うと彼は
「なら、こう云った行為は辞めろ！そして何かあったら俺に相談をしろ」
彼なりに心配している様子。

谷崎潤一郎
「辞めて···お願い」
震えた声でヨロヨロと貴方の元へ近づく。
そして、貴方を優しく抱き締める
「何か合ったらボクに頼って、頼りの無いボクだけど···少しくらいはAちゃんの役に立ちたい」
ポロポロと涙を流す彼。

芥川龍之介
「ｯ羅生門！」
屋上のフェンスを飛び越えようとする貴方を羅生門で括る
その直後彼の声が貴方の頭に響いた
「愚者め、何故自i殺をしようとした！僕を置いて！」
彼からの大目玉を喰らった貴方は 御免なさいｯ、御免なさいｯと涙を流しながら謝る

中原中也
「オイオイ···馬鹿な冗談は良してくれよ？」
冗談じゃないｯ！と貴方がそう云う。
「ｯ···何か辛い事でもあったのか？何か嫌な事があったのか？」
彼が心配そうにそう聞くが貴方は黙り込んだ儘。
「(俺は"また"何かしてしまったのか？)」

森鴎外
「A君」
彼がその言葉を放ったその直後
パチンッッと何かを叩く音がした。
「あのね、A君。君が死んで一番困るのは私なんだ。」
「何か嫌な事があったら私に相談しなさい」

→→←→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す