今度の審神者は超怖がりでした《与》 (ページ21)

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恥ずかしながらページ21

｢ねぇ、主～アレなんてやつなの？ねぇねぇ｣

清光が仕切りに聞いてくる。
俺こと審神者は部屋の隅っこで体操座りしているのだ。
目の前で清光がずっとそれを流し長谷部くんも少しだけ興味があるようでウキウキした顔が出ちゃっていた。

『変身ベルト･･･だよっ！！！なんか文句あんのかゴラァァァ！！』

逆ギレ。
恥ずかしくて逆ギレ。

｢現世にはこんなのあるんだねぇ･･･｣

仮面ライダーメテオ･･･朔田流星役の吉沢亮くんは好きですよ。沖田くん演じましたしね。
当時は吉沢亮くんって知りませんでした。
朔田流星って言う人という覚えでした。
ワチャァァワチャァァ五月蝿いけどカッコイイ。

『うがぁぁぁっ！まさかっ！見られるとは･･･というか･･･俺の置き方が不味かったんだな！そうだな！』

｢捨てていい？｣

うるさいし･･･と付け加えられ確かに五月蝿い･･･うるさいけどさぁ！
誰だって好きなもんにぶっとうしたものを捨てられると腹立つよね？

『ダメっ！やめっ･･･そっち･･･ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！』

《てれれれてれれれ、てれれれてれれれ》

変身待機音がっ！モモタロス来ちゃうぅうう！

『そこに、そこにパスあんだろ！それそこに！そうそう！』

そして、長谷部くんは変身した。

『そしたら、はい！･･･俺！参上！』

｢お、俺！参上！！｣

謎。
俺も長谷部くんも謎の行動をした。
清光なんか、ガン見してたからね。
冷たい目で。

3人の片付けは続く。