今度の審神者は超怖がりでした《弐》 (ページ9)

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本丸案内《大広間＆露天風呂篇》ページ9

｢はい、じゃあ主。本丸案内しといてー｣

『んな、なんで俺なんじゃ。ちゃんと案内されとらんやつがここにおるだろうが』

｢いや、俺めんどくさいし｣

『おまっ･･･俺は知ってるからな。ここの初期刀って知ってるからな』

｢ギクリ｣

『こら、逃げようとすんな！待て！待て待て！ウェイト！ウェイト！山伏さん困ってるから！』

｢カッカッカッ･･･愉快愉快｣

『どこがじゃけ･･･』

結局、清光が先頭にたち山伏さんを挟んでAが最後尾につくこととなった。本格的な本丸案内。
ブラックすぎて全然回れなかったから楽しみ。

｢ココが大広間でーす｣

『俺が掃除したから綺麗になっとる』

｢主殿は清掃が好きなのか？｣

『いや、ココ、(元)ブラック本丸だからね？』

｢なんと･･･｣

『山伏さん、まぁまぁ落ち着いた時に来てもらってよかったよ』

｢それは･･･嬉しいといえば良いのか？｣

『テキトーに受け取って下さい』

｢はいはい、次行くよ･････････ココが露天風呂でーす｣

『ハゥアァアッ！！』

｢どうされたっ？！主殿！加州殿！主殿がぁあっ｣

そういや、風呂掃除してなかった。長谷部くんに頼んでおこうかな。主、ここ無理。血が･･･トマト汁のように･･･ここはbloodのプールじゃねぇんだよっ！

｢あー、主。ここはトマト風呂！分かる？ほらunderstand、me？｣

『と、トマト風呂』

こいつ絶対前の審神者の影響だろ。ちょこちょこ流ちょうすぎる英語ぶっ込まないでくれない？

｢と、とまと風呂？･･･あ、あんだーすたんど、みー？｣

『山伏さん、理解してないのに理解してって言わなくていいよ』