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冨岡side


結局、あの後4時間所ではなく、6時間も待っていた



A『冨岡さん、待たせてすみません』



汗を流しながら微笑んで近づくAの顔はとても酷かった



以前より窶れていて、目にはくまがくっきりと出来ていた



冨岡「…自分の体調が良好かもわからないなら、任務にも出るな(体を壊してからじゃ遅いんだぞ?)」


A『っ!』



固まるAにさらに続けて話す



冨岡「お前は鍛錬の仕方を間違えている。不死川でさえ、そこまで詰め込んでいない。
どんなに鍛錬をしても、それで実力をつけたとしても、飯も食わず、睡眠時間も十分に取れていなかったら、鬼と対峙する時にその技術も出せないことを、お前もわかっているはずだ」



A『…ない…です……』


冨岡「聞こえない」



A『今の私じゃ、足りないんです…!
煉獄さんも勝てなかった、上弦の参…
上弦の弐や、壱…ましてや無惨なんかは、もっと強いんです!

煉獄さんでも敵わなかった相手に、私が敵うわけ、ないじゃないですか…!


だから、無理をしてでも、無理を絞り出してでも、鍛錬を積み重ねて、誰よりも、どの鬼よりも、強くならないと、いけないんです!』




だから…といいかけ、Aは止まった



いや、正確には、何も言えなくなった。
気を、失ってしまったから



冨岡「馬鹿者…」




無理をするからこうなるのに、無理を絞り出してでも?そんなことしても、煉獄は喜ばないし、あいつはそんなこと望まない。




無理をするところを、間違っている



不死川も、Aも





俺が言っても、どうにもならないのだろうか…






俺は、嫌われているのだろうか?





…Aにだけは、嫌われたく…ないな




冨岡「…はぁ……」




全く、変なことを考えるようになったな、俺も







あとは胡蝶に任せよう

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蜜香(プロフ) - みつきさん» わわわ!ありがとうございます!亀更新になるとは思いますが、頑張ります!今後ともよろしくお願いします!! (2019年10月23日 2時) (レス) id: 2a09ab419b (このIDを非表示/違反報告)
みつき - おもろいですね応援してます。頑張って下さい (2019年10月22日 22時) (レス) id: 07d3d3da7d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蜜香 | 作成日時:2019年9月13日 3時

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