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あの後気恥ずかしくて私たちは何も話さず次の任務の司令が来た



帰った頃には夜中で、充分休んだだろと1日だけの休暇はすぐ終わり、任務に向かった


冨岡さんはしのぶちゃんと那田蜘蛛山というところに向かった


柱が2人も必要なんて…十二鬼月でもいるのだろうか…心配だな……



そんなことを考えつつ、私は自分の任務に専念していた


そこにはほかの隊士も数名いたが、4割は死亡。3割は重症。もう3割は軽傷で戦っていた


鬼は体格がすごく良くて血気術は使わないけど、とにかく武力に優れてるっぽい


A『私の部下をこんなにして…優しく殺せないけど、自業自得ですからね…っ!!』


〈妾は首が硬い…そう易々と斬らせてると思うなよ??〉


A『いいわよ別に。じゃなかったら面白くないもの』


ーー太陽の呼吸 捌ノ型 炎天ノ雨水


〈な、なんじゃ…何も起きないではないか…ふっ…鬼狩りなんてやはりそんなものなのじゃな!こちらからも行かせてもらおうぞ…っ!?〉


A『ねぇ、雨水の意味知ってます?雨の水って書いて、雨水なんですよ?そう、雨なんです。あなたの上にぴったりくっついて離れないその雨雲から…何が出てくると思いますか?』


__ポツン____ポツン___サァーーーーーー___


〈あ…あぁ…体が…暑…ぃ…貴様ァ!!!〉



A『言ったでしょう?』



___優しく殺せない…と


ザシュッ__


〈おっ…のれぇ…!!あぁ…暑い、暑い暑い暑い暑い暑いぃぃ…!!〉



…臭い…この悪臭、絶対80人以上は食ってる…


何度嗅いでも、いやな匂い…



______だけど、鬼にされてからは、人の血肉しかくらえなかったんだろうな…


この人だって、苦労してたんだ…



A『良く、今まで頑張りましたね。
…人を喰らってきたことはいけないことでした。けれど、あなたも辛い人生を歩んでいたのよね。もう少し、優しく殺してあげるべきだったかしら…?』


〈…妾は、美しいか……?〉


A『…えぇ、とっても』


〈…そ、う……か〉




……慈悲をかけ続けるのは、良くない。
確かこの近く、那田蜘蛛山があるんだっけ…?


少し立寄ってみようかな…次の司令も来てないし



隠の人達に後始末は頼み、私は那田蜘蛛山へと向かった

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蜜香(プロフ) - みつきさん» わわわ!ありがとうございます!亀更新になるとは思いますが、頑張ります!今後ともよろしくお願いします!! (2019年10月23日 2時) (レス) id: 2a09ab419b (このIDを非表示/違反報告)
みつき - おもろいですね応援してます。頑張って下さい (2019年10月22日 22時) (レス) id: 07d3d3da7d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蜜香 | 作成日時:2019年9月13日 3時

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